初めての個展

経歴はトップページに書いているのですが、自分の備忘録も兼ねて少し詳しく書きたいと思います。

2011年 「植村遥 個展」

これは私の人生で初めての個展です。
大学2年生の時ですね。

それまで個展はプロの画家がするもので、全然縁がないものだと思ってました。

なぜ個展ができたかというと

私が通っていた武蔵野美術大学では、殆どの大学と同じく毎年学園祭が開催され、有志でグループ展示をしたり出し物をしたりします。

私も友人と3人くらいで展示してたのですが、たまたまその絵を見たある画廊の人が私のメッセージノート(自分が会場にいない間に来てくれた人が署名やメッセージを残してくれるノート的なもの)に名刺とメッセージを残しておいてくれたからです。

あとから聞いたら結構よくある話のようで、中には高い金額の画廊もあるとかないとか・・・

私に声をかけてくれた画廊は良心的で学生に向けて格安で貸してくれるとのことでした。

たとえそれが高額だったとしても当時の私は飛びついていたと思います。

だって銀座で個展です。
やったあああああって感じでした。

納期ギリギリで完成させたDMを郵送し、納期ギリギリで完成させた絵を運び込み、あとのレイアウトはギャラリーの方に任せました。

初めての個展、、、
売れるのか、、、
人は来てくれるのか、、、
(1枚も売れなかったら最悪家族に買ってもらおう)

会期中は殆ど在店して接客したりギャラリーの方と話したり、初めてのことだらけで成功も失敗もよく分からなかったのですが

広い部屋に絵を飾って1点1点にスポットライトを当ててもらうと、自分の制作部屋で見るのと全然違ったことは覚えています。

そして一番うれしかったこと、
絵が売れたことです。

買ってくれた人の中には大学の同期の友達もいて、バイトして家賃を払って同じような生活をしていた友人が絵を買ってくれたのが一番うれしかったです。

他にも他県からきてくれた親族や、当時購入してくれた絵をアルバムのジャケットにしてくれる方もいたり。
ジャケットは、時間が経っても絵をずっと持ち続けてくれていて、さらにそれを使ってもらえて嬉しかったです。(ヒロヒサカトーさんという方です!)

なにか発表するとこんなにもリターンがあるのかと衝撃でした。

反省点もたくさんありました。
自分の制作現場では目立たなかった粗がギャラリーで見えたり、思ったよりこの色違ったな、とか。

あとは片付けの時にごみをギャラリーに置いてきてしまったこと。
これは今でも思い出してぞっとします。
絵が売れたりして舞い上がっていて色々とだめなところもたくさんありましたが、

たくさんのことを得ることができた2週間でした。

個展を境に、将来は絵をかいて生きていこうという意識が芽生え始めました。
この個展で絵を買ってくれた人がいつかびっくりするくらいいい絵が描けるようになりたいな、と。

・・・以上、初めての個展についてでした!

ではまた次回~

植村遥

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Uemura Haruka

Uemura Haruka

植村 遥 三重県出身の画家。油絵を軸に活動する。ドローイング制作や画集制作も行う。 Uemura Haruka Oil painter who live in Japan. Mainly fabricate oil painting work. Drawing work, Art book.

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