祖父と作ったスケッチブック

今年は約2年ぶりに実家の三重に帰省しました。

そこで、中学のときに作った懐かしいものを見つけました。

昔英語の教師をしていた祖父に、童話や日常会話、ニュースで話題になった言葉などの英単語を毎日ちょっとずつ教えてもらっていました。

祖父に読み聞かせてもらった童話の世界観などは、自分の作品に少なからず影響を与えてくれています。

そのときもらった英語の紙を、スケッチブックに貼り付けて作ったものが出てきました。

似てるけど違う単語シリーズ
体の部位を教えてもらうシリーズのひとつ
ニュースで聞いた『パワハラ』ってなんの略?という質問に対して
楕円の穴が空いていて向こう側が見えます
書き損じた途中の紙もこっそり貰ってました

個人的にはこの時代からもうパワハラが話題になっていたのか!と当時の自分が思うパワハラの絵に笑ってしまったのですが、、、w

その時の気持ちを思い出してみると、このスケッチブックを作って面白い気付きがあったのを覚えています。

自分の中でこの単語とこの色が紐付く!と思っていても他の人から見たら全く異なっていたり、この単語と全く関係ないけどなぜか○○を連想する!などあると思います。

例えば【くじら】と言われたら【黒電話】が浮かぶ、とか、、、笑

そういう一人ひとりのズレ?のようなものを大々的に描くと『なんでこのテーマでこんな色使うの?』とか、『なんで普通の色じゃないの?』とか、言われるのを想像して、描くのをためらっていた時がありました。

だから図工の時間に人権をテーマにしたポスターを描く時には、地球を背景にして肌色の異なる手と手が握り合っている絵を描きました。人の目を気にしすぎていました。

でも、このスケッチブックは誰に見せるものでもないし、全く個人的な思い出の言葉から連想された自分の勝手なイメージを自由に描くことができ、こうじゃなきゃいけない的なものから解放されました。

そして、自分も絵を見るとき、思いがけない表現にドキドキしたり気になったりしていたことにも気づきました。

このときもらっていた紙は、まだ手元に大量にあるので、いつかまた作ってみたいと思っています。

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Uemura Haruka

植村 遥 三重県出身の画家。油絵を軸に活動する。ドローイング制作や画集制作も行う。 Uemura Haruka Oil painter who live in Japan. Mainly fabricate oil painting work. Drawing work, Art book.

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